歩道の至る所に置いてあるフリーペーバーのBOXです。
お気に入りは『metro』
出かけるたびに1部もらってくるのが習慣になっています。
数あるなかで、コレが好きな理由は
・紙面のデザインがすっきりしていて読みやすい
・英語が難しくない気がする.....
つまり、TVのニュースを聞き取るのも
一般の新聞を読破するのも難しいワタシにはぴったり。
今朝のトップは、
21日ロンドンの地下鉄の駅から避難した乗客の写真と
その後のテロ警戒措置として、NYPD(ニューヨーク市警察)が
22日から地下鉄改札前で、ランダムに乗客のカバンチェックを始めるという記事。
そして第2面はこの警戒措置に対する地下鉄利用者のコメント。
--27才男性--
「僕はテロリストじゃないし、
いったい何を隠さなくちゃならないっていうのさ?
大体、この政策が公にされた今、本物のテロリストが
地下鉄に乗るわけがない。ってことは警察は僕らと
彼らの両方の時間を無駄にしてるってことだよ」
--22才女性--
「今はどんな安全対策だって私には嬉しいわ。
確かに、選ばれて、チェックのために並んで待たなきゃ
ならないのは、面白くないかもしれないけど。
少なくとも警察が何もしてないわけじゃないってこと。」
ふ〜む。他にも『プライバシーの侵害』というやっかいな問題も。
確かに、「カバンのチェックをするからね!」と公表したら、
わざわざテロリストが来ることもなく、一般市民のカバンのチェックをするだけ...
でも、テロリストが来ないってことは、立派な予防措置にはなっているわけじゃない?
仮に公表しないで行うとしたら、ランダムに検査しても意味がないから、全員のカバンを
チェックする事になるわけだけど、これでテロリストを捕まえられるかって言ったら
万に一つもあり得ない気がする。その上、多くの市民が生活のリズムを狂わされて
さらには「プライバシーの侵害」をもっと声高に騒がれ、大不評を買う事間違いなし。
ってことは、予防措置として考えたら、私たち協力すべきなんじゃないのかしら。
後は警察がいかに『公平でランダムなチェック』を出来るかってことですね。
そうじゃないと、今度は『人種問題』に発展しますから........
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