
指揮者マーゼルの登場の後、すぐにファンファーレが鳴り
会場全体が起立して国歌斉唱から始まりました。
なんだかガラっぽいぞ!(ガラなんだけど。)
その流れのまま、Carnivalへと。華やかな曲調でオープニングらしい演奏。
NYフィルって元気一杯!の演奏ですね〜。
マーゼルは軽やかで、素晴らしかった。
続いてYo-Yo Maの登場。彼の演奏を生で聴くのは初めてだったので
ものすごく興奮しました。
(えっとNYフィルもマーゼルも初めてだったのですが)
専門的なことは全くわかりませんが、すごく素敵だった。
演奏が終わった時にYo-Yo Maへの花束贈呈があったのですが、
それを前列の観客に投げちゃったりして、結構派手な人なのね...と。
「Yo-Yo Maが手にする花束!」と思って用意した方、がっかりだよなぁ
なんてことを考えているうちにインターミッションへ。
全てドヴォルザークだったので、主旋律がわかりやすいし
CDでも聴いているし
「クラシックコンサートでは必ず眠る!」
という彼でも大丈夫では?と思ったのが甘かった。
彼、Yo-Yo Ma、ほとんど眠っていました。
最高に気持ちよかったそうです。もぉおったいなぁい〜。
休憩後は目が冴えてきたらしく、
最後のシンフォニー第7番はしっかり目を開けて聴いておりました。
マーゼルのカッコ良さに感動していた様子でした。
ブラックタイ ディナーがあるため、アンコールもなく
最後はあっさりと終了。
ディナーへと向かうゴージャスな一行の列に加わることも許されませんでしたが、
(当たり前だ!)
我々も華やかな気分に浸りつつ、
チェロコンチェルトのメロディーを口ずさみながら
ウエストサイドをそぞろ歩き、ちょこっと食事をしてから帰りました。
満足。満足。大満足!
このガラコンサートは全米でTV放映されたようで、
リンカーンセンターの広場に大画面が設置され
ライブ映像が観れるようになっていました。
椅子まで用意されていて、こちらも大観衆だった模様。
休憩の間に、Avery Fisher Hallのバルコニーから
覗いて見た写真です。
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