NY journal

先週末「THE GARAGE」というアンティークマーケットへ行ってきました。

25th Streetと6th Avenueあたりにあるパーキングビルが、
土日はマーケットに解放してくれている、まさにガレージセール！！

この日はとても寒い日だったので、
屋内のマーケットなら！！と見に行ってみることに。

今朝はとても静かな朝でした。
街の喧噪が消えてしまったかのようにひっそり。
窓から外を見たら、やっぱり。雪が降っていました。

朝起きて、窓の外が銀世界に変わっていると、
いつも不思議と気分が高揚してしまいます。
どんなに寒くても、それが気持ちよく感じたりして、

クリスマスソングを聴きながら、
美味しいカフェオレでも入れよう！！

なんて元気が出てくるのです。
去年の冬の終わりに、
こんな朝にぴったりの本を姉からプレゼントされました。

『era inverno』 Aoi Huber-Kono

日本の偉大なグラフィックデザイナー、河野鷹思を父に持ち、
そして自らもグラフィックの世界に進み、イタリアのグラフィック
デザイン界でも著名なマックス・フーバーと結婚。
かのムナーリとのコラボレートでも有名な葵・フーバー・河野。
こんなに凄い経歴の持ち主なのに、この本を手にするまで、
名前を聞いたことすらなかった私。

2004年にこの本が復刻されてから、あちこちで彼女の名前や
作品を目にすることになりました。

絵本としても、グラフィックデザインとしても美しく、
雪が降ると手に取りたくなる大切な一冊です。
タイトル：『era inverno』
著者：Aoi Huber-Kono
出版社：Maurizio Corraini s.r.l.
2004年11月復刻

グランドセントラルのHoliday Fairで思わず買ってしまいました。
クリスマスのオーナメントを！！と思っていたのに、
ケニヤのお土産屋さんブースで彼らと目が合ってしまったので。

彼らが座っている椅子は、フランスへ旅行した時に購入したもの。
大事に手荷物で持って帰って来たのに、家へ帰って見てみると
脚が1本折れてしまっていて、ボンドで応急処置した状態です。

幾つになってもこういう物が
好きな私は問題ですかね〜。

さて、彼らを一体何に使うか？？

鍵に付けてみるのもよし。
ツリーに飾ってみたりもして。

これだから
ツリーがいつまでたっても
大人っぽくならないわけだな。

土曜日の夜の間に雪が降って、日曜日の朝起きてみたら路上の車やアパートの屋根に
雪が5cm程積もっていました。

どうりで寒いはず。

12月に入ると途端に街のあちこちでツリーの販売が始まり、
私の中のクリスマスモードも一気に加速します！

昨夜（11月30日）ロックフェラーセンターのツリーが点灯しました！
遊びに来ていた家族とタクシーでミッドタウンのレストランへ向かう途中
5th Av.で急に渋滞が始まり、歩道には警官と人混み。
「もしかして！！」　と思いつつロックフェラーの前をのろのろ通過すると、まだ点灯されていないツリー。
そこで食事の後、みんなで歩いて見に行きました。
写真は父が激写しました！！
ロックフェラーの前はSAKSの雪の結晶イルミネーション！！
今朝、両親＆祖母は日本へ帰国したので、
12月1日に点灯だったら見られなかったもの。良かった。

昨年の12月にこちらへ引っ越して来て、最初に撮った写真も
このロックフェラーのツリーとサックスのイルミネーションでした。

もうすぐ1年経つんだなぁと思うとなんだか感慨深い......